※記事内のセリフは大体こんな感じというノリで記しています。正確には覚えていない…(ゝω・)
■おしまい?(ヴェルン工房)
やっとのことでユーディーは、過去への帰還の鍵となる「竜の砂時計」を調合することができました。
しかし使ってみてもなにも起こらず。
しかも、その竜の砂時計をヴィトスに取られてしまいました!
ああ、借金踏み倒して帰る計画が失敗に終わったぁ(笑)
うそです。この「世紀の差し押さえ」イベントを見たいがために、わざと借金返さず引き延ばしていたのです。うーん、それはそれで悪女みたいだ(笑)
まあこういうこともあろうかと依頼で高く売れるような品物はキープしてあります。5万コールくらいあっという間に揃えてしまいますよ。
(続きは追記にて)
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そんなことより問題は、どうして竜の砂時計が発動しなかったかです。
図書館へ行って、館長のポストさんに話してみます。
するとポストさん、「おまえさんがこの世界に来たとき、普通に竜の砂時計を使ったのかね?」と訊ねます。
ああ、そういえば調合失敗して爆発事故を起こしたのでした。
それならば普通に砂時計を使っても時間移動はできない、砂時計の力を増幅する何かの条件が必要ではないかと指摘されます。
アルテノルト氷室の管理人オヴァールに相談してみることを勧められます。
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借金返済のためお金を稼ぎます。氷室に保存している品物を回収するついでに、オヴァールと話をします。
氷室は不思議な空間です。中はひんやりしてはいるものの、寒さでものを保存しているわけではないのです。中の時間自体が他と違ってほとんど止まったようになっているとしか思えないということです。
氷室の四隅に意味ありげな石柱が立っています。明らかに人工的に作られたものです。
これと同じものを見た覚えがユーディーにはあります。さてどこでだったでしょうか。
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なんだかんだして手持ち資金が5万コールを超えました。
ヴィトスがやってきます。ちゃんとお金揃えたから砂時計返してよね、と迫ると、約束通り返してくれました。
しかしなんだか浮かない顔をしています。普段の彼なら借金取り立てが完了したら意気揚々と帰っていくはずですが。
どうやら、借金が無くなったことでユーディーとのつながりも無くなってしまう、過去へ帰ってしまうのを止める手段がもはやないことを、残念に思っているようです…
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ヴィトスが帰っていくと、入れ替わりにラステルが現れました。
ユーディーが過去に帰れるようになったと知り、ラステルは泣き出してしまいます(>_<)
ユーディーが帰りたがっていたのはよく知っているし、力になりたいと本当に思っていた。けれどお別れしたくなくて、竜の砂時計がいつまでも完成しなければ…とも思ってしまっていた。
本当はいつまでもこの世界にいてほしい。いつまでも一緒にいてほしい。
でも、そんなことできないよね…ごめんね…
悲しみながらも、来たるべきユーディーとの別れを受け入れようとするラステルが健気です(ノД`)
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件の石柱の件、意外なところにありました。ヴェルン採取地入口近くの森の中です。
丸い石の台を取り囲む石柱群。その石柱が氷室に据えてあるものとよく似ています。
そのことをポストさんに報告します。
ポストさんもその石柱群には目をつけていたのですが、そこに記されている古代文字の意味が分からずじまいでした。
ユーディーはその古代文字の読み方を知っていました。この200年の間に失われていた文化なのでしょう。
「広いほどゼロ、狭いほど無限大」と書かれていると伝えます。
それはポストさんにとって非常に有力な情報だそうで、さらなる研究を約束してくれます。
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しばらく経って図書館に行くとポストさんが石柱群の謎を解明していました。
例の石柱は世界霊魂の過去に作用する力を増幅するものだそうです。
取り囲んだ内側の広さが重要で、例えばアルテノルトの氷室はちょうど、中に入った物体の時間が進みも戻りもしないように設計されているとのこと。
おそらく、森の中の石柱群のところで竜の砂時計を使用すれば、時間を越えることができるに違いないと結論づけられました。
過去の世界に帰るということは、この世界と別れるということ。やり残したことがあるなら済ませて、お別れの挨拶をしたい人がいたらそれもして、帰る決心が付いたらまたおいでと言われました。
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これから、親しくしていた冒険者にお別れの挨拶をすることができます。
とはいえ交友値の条件がありまして、人にもよりますが60~70程度の交友値が必要です。
ヴィトスとラステルは、砂時計完成時の先ほどの会話がお別れイベントに当たります。借金返済を早々に済ませていたら、ヴィトスのお別れイベントは見られなかったのですね(汗)
その二人以外で現状で条件を満たしているのはクリスタだけでした。
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クリスタに、竜の砂時計が完成したこと、そしてもうすぐ過去に帰ることを話しました。
すると、過去に帰るという点はまだ納得できないものの、ユーディーと出会って初めてシュルツェの家のことを気にしないでいられたと言い、どこへ行ってしまってもあたしはずっとあんたの味方だから! と言ってくれました。
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ヴィトスとラステルを雇用します。この世界に来てすぐに出会った彼らに見送ってもらいたくて。
図書館へ行き、ポストさんに「もう行く」と伝えます。
ポストさんはオヴァールを呼び寄せ、森へ行きます。
森の石柱群。
オヴァールが、この石台の中央に立って砂時計を使えばいいはずだと言います。
ユーディーが石台の中央に立ちます。
ラステルがその正面に来ます。
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本当に帰ってしまうのね…と言うラステル。
あたしは本来ここにいてはいけないから、と応じるユーディー。
ラステルはもう取り乱すこともなく、いつかこんな日が来ることは分かっていたわ、と静かに言います。
そして、これ以上は辛くなるからもう行って、と言い、少し離れて見守ります。
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ヴィトスも、君と初めて会ったときは驚かされたよ、と名残惜しそうにしています。
オヴァールは、最初は妙な人だと思っていたけれど最近は結構楽しかった、と言ってくれます。
感謝の言葉を述べ、他のみんなにもよろしく伝えてねとラステルに言うユーディー。
湿っぽい話ばかりしても仕方ないじゃろう、さっさと行かんかいとポストさんに言われて(一種のツン?)、いよいよ竜の砂時計の力を解放します。
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ほとばしる魔力。ユーディーはラステルを見つめ、サヨナラ…とつぶやきます。
声にならない叫びを上げるラステルの目の前でユーディーの姿はかき消え、そして。
カラになった砂時計の枠だけが、その場に残されました。
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過去に戻ったユーディー。元通りの生活を続けるユーディーの友人たち。
あの砂時計の枠は、ラステルの手元に。
ラステルが記しているのでしょうか、ユーディーの記録が書かれた本ができています。
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これで、おしまい。
エンディングを見るとおまけデータが記録できるようになり、キャラクター図鑑、音楽堂、映画館、美術館、アイテム図鑑の項目が見られます。
アトリエシリーズの常として、エンディングを見る度にこれらの内容は充実していきます。
今作は基本的には一本道ストーリーでしたが、実はエンディングを見ることで別のエンディングを見ることができるようになるのです。
そう、まだおしまいではなかったのです。
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次回。
過去に帰る直前の状態に戻って再スタート。世界がちょっとだけ変化しています。
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