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2012-09-06(Thu)

FF9プレイ記録38

パンデモニウムを駆け抜け、ガーランドと再び対決するジタンとその仲間たち。
テラの管理者という役割に固執するガーランドを退けた時、クジャが現れ、ジタンたちに戦いを挑み、トランスする。
強力な力を得て喜ぶもつかの間、余命わずかであることをガーランドから知らされ、クジャは自棄になってテラを破壊する。
ジタンたちは、テラの住人ジェノムたちを連れてガイアへ脱出した…


続きは追記から。(ネタバレ有り)


◆黒魔道士の村


DISC4は黒魔道士の村から始まる。
テラからジェノムたちを避難させたジタン一行は、彼らをここに連れてきたのだ。
黒魔道士288号に、ジェノムたちを村に受け入れてくれたお礼を言うビビ。
ビビが立ち去り、ジタンがやってくる。
ジタンは、本当に世話になって良かったのか? と288号に訊く。
そう、この措置はビビが言い出したことなのだ。


ジェノムたちが新しく暮らす場所は、ここ黒魔道士の村がいいって…
黒魔道士たちなら、彼らのことをわかってあげられて、彼らも心を開いてくれるかもしれない。
そして黒魔道士たちも、ジェノムたちと暮らして仲良くなれば、
いつか人間たちとも仲良くわだかまりなく暮らせるようになるかもしれない…


君たちが本当にわかりあえたように…かい? と288号。
ジタンは、軽く首を振る。オレたちだってわかりあえたのかどうか…
実際オレだって最近までビビのことをわかったつもりでいただけだったのさ…


そう、どこまで相手をわかったら十分だ、なんてのはない。自分も相手も刻々と変化するのだから。
それでもわかりあいたいという気持ちがお互いに続いていれば、それでよしとするのがいいのか。


ジタン自身の事情もすっかり聞かされたらしく、288号は、君の仲間だ…うまくやってゆけるよ、と言ってくれる。


チョコボ小屋で、初めて見るチョコボにビビってるジェノム。
チョコボの仔にはボビィ=コーウェンという立派な名前が付けられていた。
エーコが、名前がちょっと長いわね、と言っている。
省略しろ、ということか?(笑)


道具屋さんを手伝うことになったジェノムは、店というものを知らないのでさっぱりわけが分かってない。
説明する163号も、やっぱりそんなに商売のことをわかっているわけではなく、ちょっとしどろもどろ。
そこにクイナが、あっけらかんと言い放つ。
この世には食べられるモノと、食べられないモノの2種類だけしかないアル!
ちょ…そんなこと言うてるからいつまでも買い物ひとつできないんやでキミは(笑)


流れる水を珍しがるジェノム。ブラン・バルでは水は流れなかったから。
時間の概念もなかったんだろうな…黒魔道士に時間も流れるっていうことを教えられ、不思議そうにしている。


フライヤは、双方なかなかうまくやっておるようじゃな、と言う。
ただのままごとのようなものだ、とサラマンダー。
それも仕方ない。彼らは自然に成長し、世界を知ってきたわけではないのだから。
そういう時間を奪われたようなものだ、とも言える。
サラマンダーは言う。失われた時間は取り戻せるのか…?
それはわからない。
しかし、フライヤたちが為すべきことも、できることもただひとつ。
何人たりともこの時を二度と奪わせはせぬ!
…この二人にはすっかり、年長組として話を引き締める役割が振られているなあ。


ティーナはアデルバートに、来るクジャとの決戦のことはシド大公に知らせないように、と言う。
クジャがガイアをも破壊しようとしていることをリンドブルムに伝えたら、きっと大きな混乱を招いてしまう。
そうでなくても民は今きっと、再び出てきた霧に不安がっているでしょう。
シドおじさまには、国と民を守ることに専念していただきたいから、と。


やはり我々の手であやつを倒すしかないということですな、とアデルバート。
そう、だから装備を整えにリンドブルムに戻ることがあっても、シドおじさまには黙っていてね、とティーナ。
…ティーナも随分、国を預かる者らしくなってきたと思う。


ジタンがやってきて、いよいよ(決戦)だな、と二人に言う。
そこにやってきたのが、ミコト。
ひとつの世界を自分の力だけで破壊したクジャに勝てるわけない、と言う。
万にひとつの勝ち目もない、と。押し黙る一同。


そこに居合わせた黒魔道士24号が、この子はお話するの上手なんだねえ、と、ズレたことを言う。
だろ? とジタンが応える。
ちょっとへそ曲がりなところもあるが、仲良くしてやってくれや。
ミコトって言うんだけど、なんつーかまあ、オレの妹みたいなもんだからさ!
ミコト! お兄ちゃんの言うこと守って大人しくみんなと仲良くするんだぞ!
バ、バカなことを! と怒るミコト。なんだか場が和む。


ここで怒るのはきっと、豊かな情緒をミコトが持っていることの裏返し。
妹という言葉に乗せられた意味、親しい気持ちを向けられていることなどを感じることができて初めて、照れることも怒ることもできるのだから。
いままであんなところ(ブラン・バル)にいたから、感情を表に出す機会も必要もなかったんだろうけれどね。


ジタンはミコトに言う。
オレたちが見せてやるさ、追いつめられたちっぽけな虫けらの力をな!
一寸の虫にも五分の魂なのである! とアデルバートが言い、
それはなんか違う気がする、とティーナに突っ込まれる。


ここで一度外に出て、編成画面。
その後、インビンシブルに乗った状態でスタートする。


◆インビンシブル


船の内部でのシーンに切り替わると、ティーナとの会話が始まる。
ふたつの故郷と生みの母、育ての母を奪った船に乗っていることを、不思議な気分、と言うティーナ。
ジタンは、本当なら絶対にこの船に乗りたくなかっただろうに済まない、と謝る。
ティーナは、破壊を選んだのはクジャやガーランドであって、この船のせいでないから、気にしないで、と言う。
それに、もう自分のつらさを何かのせいにするのはやめようと思う、と。


船の中の会話では、ビビが、新しい魔物が外に出ているかもしれない、と注意を促してくる。
実際、モルボルやらヘクトアイズやらドラゴンゾンビやら、いろいろ湧いている。
クイナは制御装置のところにいて、ここにいると自分が食べられた気分になるアル、と言っている。
同じく制御装置のところにいるエーコも、ここから出た光がマダイン・サリを燃やしたんだね、と静かに言う。


また、船内に宝箱があり、星宮パイシーズが出てくる。


◆黒魔道士の村ふたたび


この後も、黒魔道士たちとジェノムたちの珍プレーは続く。
例えば、黒魔道士たちがジェノムに名前をつけようと一所懸命考えているが、数字ばっかり提案されるので怒ってしまうジェノムとか。


でもそれは、たとえ元はただの製造番号かなにかでも、あの数字の呼び名が、黒魔道士たちにとってはアイデンティティのよりどころなんだな、と知れて切ない。
(クジャと一緒にいた時も、○○号です…と自分から名乗っていた子がいたっけ)
また、ジェノムたちのことを本気で仲間として受け入れようと思っているから、自分たちと同じような呼び名にこだわっているんじゃないかな。


武器屋で、シーフの帽子を購入。
あとの物品は、盗んで手に入れる当てがあるから買わない。


また、合成屋でいろいろ合成する。
司祭のラケット、ブレイサー、黄金のスカラー、ブレイブスーツ、グランドヘルム、グランドアーマー
また宝石のラピスラズリも合成できるようになっている。


288号のところへもう一度行った。
黒魔道士とジェノムが似ているのは、クジャが部分的なりとも知っていた、ジェノムを造る技術をアレクサンドリアに伝えたからだ、ということらしい。
288号は言う。クジャもジェノムだったのなら、いったいどんな気持ちで僕らを見ていたのだろうって…


ミコトも墓場にいた。
お墓なんて建てても死者が喜ぶわけじゃないのに、何になるというの? と疑問を口にする。


288号は言う。
死んでいったひとのためにお墓を建てるんじゃないんだ。
これも無駄なことかもしれないけど、悪く言えば気休めさ…こう思えるようになるために…
僕たちは死んでいった君のことを決して忘れません、この墓の前に立つたびに、君のことを思い出します…
…そして僕たちはやがて訪れる、死の恐怖にも負けず生きてゆきます…
…僕のこともこんな風にみんなが、いつまでも忘れずにいてくれるのだから…


隣で56号も言う。ぼくは忘れないよ? 死んでいった36号くんのこと…
前は「死」のことをわかっていなかった彼も、いろいろあって、理解したようやね…


一通り話を聞いたところで、世界の様子を見て回る。


◆世界の変貌


まずは、前述の通り、ザコ敵が強力になったこと。
霧の魔獣(強いバージョン)やヘクトアイズ、ドラゴンゾンビといったアンデッド系や、モルボルのようなウイルス持ちなどが出てくるようになっている。


コンデヤ・パタの入り口をでっかい根っこがふさいで、中に入れなくなっている。
同様のことが、フォッシル・ルー出口、エスト・ガザ、ウイユヴェール、霧の大陸の各ゲートなどに起こっている。


ダリの村には、南ゲートから避難してきた、道具屋バイトのマリーとジェフがいた。
ダリの武器屋に雇われて、留守番がてら店番している。
ちなみに武器屋の母子は旅行に行ったらしい。無事だといいけど。
このマリーとジェフ、いつの間にやらすっかり、ほぼ夫婦然としている。
うんうん、世界が大変な時だからこそ、信頼しあえるパートナーと一緒にいたいよな。


ダリの村長はまたいなくなっている。家に入り放題なのはいいけど。
やっぱり家の中に子どもが寝ているが、寝言的な感じで、
こんな世の中ならずっと起きないでいよう…なんて言ってる。おいおい。
また、村長の本のラインナップが見られるが「楽してもうける方法 上巻」とか、宿屋をやってる弟と考えてることが同じ過ぎる(笑)
その弟は、相変わらず酒場で飲んだくれていた。


他の村人たちは、ようやく目を覚ましたらしく、いちど潰した畑をもう一度開墾しようと頑張っている。
その様子をみてから、マリンというチョコボ好きな女の子に話しかけてみると、
おとうさんたちが頑張っているけど、もう無駄なんじゃないかな、とつぶやく。
その時のジタンの答えは2種類選べるけど、どっちにしても、
あきらめないぞ、という意味のなかなか格好いいことを言う。


物見山に行ってみると、酒場の娘スライがひとりでいた。
彼女が言うには、モリッドじいさんは先日の地震で亡くなってしまったそうだ。
霧が再び大量発生した時、各地で地震が起こり、根っこが大暴れしたとか。
あの地震を知らないんですか? とスライは訊いてくるけど、その頃はたぶん、インビンシブルに乗ってテラから脱出して空の上だったからなあ…
モリッドさんは、レアなコーヒーを手に入れていたおかげか、死んだ時の顔も穏やかで満足げだったそうだ。
スライが、悲しくないお別れもあるんだ、と思ったほどに。


次回。ジタン一行のお宝探しは続く。
モグネット本部の謎を解いたり、チョコボのお宝を全部掘り出したり。
装備をそろえてアビリティを覚え、決戦に備える。
…あくまで決戦の準備のためにあちこち行ってるんですからね!(笑)

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